AC/DCコンバータ使い方
力率は交流電源 (AC電源) の効率に関して定義された特性です。
交流電圧 (AC) を直流電圧 (DC) に変換を行う回路において、一般的に交流電圧を整流ブリッジで全波整流しコンデンサで平滑化して直流電圧に近づけます。この平滑化にコイルやコンデンサを使用すると、交流の電圧と電流に位相差が生じますが、この位相差を力率と言います。位相差が生じることで、供給された電力よりも少ない電力しか有効に消費されなくなります。
このように、力率は供給 (皮相) 電力と消費 (有効) 電力の関係を比で表しているので、交流電源での効率計算の際に使用され、理想的な力率は1となります。
力率が悪いということは、消費電力に対し供給電力が過剰になることにより、電力設備に負荷がかかってしまいます。
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