R2051 は、通常のリアルタイムクロック機能にバックアップ切換え回路およびボルテージディテクタを加えたCMOSのICです。ホストとの接続はI2Cバスに準拠し、2本(SCL,SDA)の信号線で行います。割込み発生機能として1ヶ月から0.5秒まで6種類の割込み信号を選択できます。さらに、設定した時刻に割り込みを発生するアラーム機能を2系統内蔵しています。また、閾値電圧を2つの電圧から選択出来る電源電圧監視機能、外部マイコンのサブクロック用に32.768kHzクロック出力(CMOS出力)機能を持っています。さらに、ホストからの信号により、水晶発振周波数の誤差を補正して、時計を高精度に合わせ込む時計誤差補正回路を内蔵しています。 発振回路は、水晶振動子以外の素子を内蔵しています。また、定電圧駆動されているため、周波数の電圧変動が少なく、低消費電流 (TYP. 0.4 µA:3V時) を実現しています。バックアップ切換え回路は、主電源と一次または二次電池のバックアップバッテリ電源とを自動的に切換える機能です。主電源の電源電圧を監視して切換えを行うため、バックアップバッテリの電源電圧に関係なく対応が可能です。パッケージはSSOP16 とTSSOP10G と小型のQFN023023-16 があります。
仕様・データシート
計時動作電源電圧範囲 | 1.0 V to 5.5 V | ||
最低計時動作電源電圧 | Typ. 0.75 V | ||
消費電流 | 0.4 µA (VDD = 3 V) | ||
CPUとの接続 | 2線式 (SCL, SDA) シリアルインターフェース, 最大クロック周波数 400 kHz | ||
クロック出力 | 32.768 kHz (CMOS Output with Level Shifter) | ||
パッケージ | QFN023023-16, SSOP16, TSSOP10G | ||
バックアップ切換電圧 | 2.4 V, 2.8 V, 4.0 V |
ECO | Clock Adjust | OSC Halt Sensing | Supply Voltage Monitoring Circuit | Automatic Identification of Leap Years | Selectable 12-hour and 24-hour | Backup Switch |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
技術資料
品質・パッケージ
購入・サンプル
販売店のご案内
価格・在庫・納期などのお問い合わせ、資料サンプルのご請求は、お近くの販売店にご連絡ください。